福岡市東区のピアノ・リトミック教室、音楽館サンクトス柴田由美子です。
音符の名前を習うと、2分音符、4分音符、~という名前に出会います。
そして困ってしまうのが、名前についている数字と、実際の長さとの違い。
2分音符は2拍。これは良いですね。
習い始めから、4分音符はタン、タン、タン、タン、と1拍ずつ手を打ったり
歩いたりしてしっかり身に付けているので、「4分音符は1拍」と体感しているのですが、
改めてワークブックなどで、「いくつ数えますか?」と質問が出ると、
つい、4という数字に引っ張られて、4拍 と答えるパターンがたまにあります。
それを解決するのが、ケーキ分割。
全音符が4拍である事を基準に、各音符が描かれたシートをお皿に見立て、
「一人で食べる時には4つ全部食べられます。」
「でも2人で食べる時には、「2」人で「分」けるから2分音符というよ。」
「そして、ケーキも○○ちゃんが食べる数は、2個に減ったね。」
「じゃあ、4人でケーキを食べると、どうなる?「4」人で「分」けるから4分音符というよ。」
「そして、○○ちゃんが食べられるケーキの数は、1個になったね。」
・・・と、説明します。
これは算数に繋がりますね。
こんなふうに、実際にリズム練習をするほかに、知識としても楽しく理解できるように
工夫しています。
小学生の生徒さん、とっても良く分かったそうで、実際に自分で手に取ってやってみることで
良く理解できますね。